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彌造
ふりがな文庫
“彌造”の読み方と例文
新字:
弥造
読み方
割合
やざう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やざう
(逆引き)
ガラツ八の八五郎は薄寒さうに
彌造
(
やざう
)
を構へたまゝ、膝小僧で錢形平次の家の木戸を押し開けて、狭い庭先へノソリと立つたのでした。
銭形平次捕物控:127 彌惣の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彌造
(
やざう
)
も拔かずに、敷居際に突つ立つて『お早う』などと顎をしやくる八五郎が、今日は何を考へたか、入口から斯う、世間並の挨拶をして入つて來たのです。
銭形平次捕物控:214 鼬小僧の正体
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
秋が深いにしても、朝の光の中に
鬱陶
(
うつたう
)
しく頬冠り、
唐棧
(
たうざん
)
を端折つて、左の
拳
(
こぶし
)
で
彌造
(
やざう
)
をきめた恰好は、どう
贔屓目
(
ひいきめ
)
に見ても、あまり結構な風俗ではありません。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彌造(やざう)の例文をもっと
(10作品)
見る
彌
部首:⼸
17画
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
“彌”で始まる語句
彌
彌増
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彌生式土器
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彌次郎