“彌助”の読み方と例文
新字:弥助
読み方割合
やすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出し呉よと云に下男げなん彌助やすけは此體を見て大いに驚きハツと思ひながらなほもよく/\見るに身の彌立よだつばかりに恐ろしきなが大小を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
やぶれかぶれにあばれてあばれて、正太郎しようたらうつらきず一つ、れも片眼かため片足かたあしなきものとおもへばやすし、加擔人かたうど車屋くるまやうし元結もとゆひよりのぶん手遊屋おもちやゝ彌助やすけなどあらばけはるまじ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
客「まだ事は切れない、もう少し此方こちらへ入れてくんな、ぬれてゝもい、大方うだろうと思ったが全く死後しにおくれたに違いない、彌助やすけお前其処そこ退きな、何か薬があったろう、水を吐かせなければならん」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)