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彌縫
ふりがな文庫
“彌縫”の読み方と例文
新字:
弥縫
読み方
割合
びほう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びほう
(逆引き)
そしてもう一度なんとかして自分の失敗を
彌縫
(
びほう
)
する試みでもしようと思ったのか、小走りに車の手前まで駈けて来て、そこに
黙
(
だま
)
ったまま立ち停った。
卑怯者
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
この
彌縫
(
びほう
)
策は翌日になって予科全体をすっかり怒らせる結果になった。カキが公然と予科を騙したこと、子供扱いにしたことが予科のみんなをおこらせた。
海流
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
概論すれば彼が再度の投獄は、周布、長井等との衝突といわんより、むしろ
彌縫
(
びほう
)
的改革主義と、打破的革命主義との衝突より来りし結果といわざるべからず。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
彌縫(びほう)の例文をもっと
(6作品)
見る
彌
部首:⼸
17画
縫
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
“彌縫”で始まる語句
彌縫策
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