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弥縫
ふりがな文庫
“弥縫”の読み方と例文
旧字:
彌縫
読み方
割合
びほう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びほう
(逆引き)
詫
(
わ
)
びるとか、人に円満な解決を頼むとか、
弥縫
(
びほう
)
の方法を持ちうる人もあるが、父のは、やってしまうと、自身では内心悔いていても
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一時を
弥縫
(
びほう
)
せんと、ここに私印偽造の罪を犯して武男の連印を
贋
(
かた
)
り、高利の三千円を借り得て、ひとまず官金消費の跡を濁しつ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
共々言外のところに
新
(
あ
)
らたな意味を感じ当てたいという考えであるが、これは未熟を
弥縫
(
びほう
)
する
卑怯
(
ひきょう
)
な手段のようにも見えるが
文章の一形式
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
弥縫(びほう)の例文をもっと
(25作品)
見る
弥
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
縫
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
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