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やざう
ふりがな文庫
“やざう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
彌造
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彌造
(逆引き)
右手に十手を引つ
擔
(
かつ
)
いで、左手に高々と
彌造
(
やざう
)
を
拵
(
こさ
)
へて、八五郎は鼻唄を唄ひながら歸つて行くのです。
銭形平次捕物控:224 五つの壺
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
錢形の平次は、相手の眞意を
測
(
はか
)
り兼ねて、そつと顏を上げました。二十四、五の苦み走つた好い男、
藍微塵
(
あゐみぢん
)
の狹い
袷
(
あはせ
)
が膝小僧を押し隱して、
彌造
(
やざう
)
に馴れた手をソツと前に揃へます。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
兩袖を合せてポンと叩くと、そのまゝ
彌造
(
やざう
)
を拵へて、小日向へ早足になります。
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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