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弥造
ふりがな文庫
“弥造”の読み方と例文
旧字:
彌造
読み方
割合
やぞう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぞう
(逆引き)
「奥から出て来て、番台へ坐ったところへ、ちょうど竹の野郎が
弥造
(
やぞう
)
かなんか
拵
(
こしら
)
えて、
顎
(
あご
)
をしゃくりながら入って来たんですって」
銭形平次捕物控:033 血潮の浴槽
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
仙吉が臀を端折って
弥造
(
やぞう
)
を拵え、職人の真似をして歩くと、信一も私も、しまいには光子までが臀を端折って肩へ拳骨を突っ込み、丁度お
嬢
(
じょう
)
吉三
(
きちざ
)
のような姿をして
少年
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
こまかい
藍万筋
(
あいまんすじ
)
の袖へ、片手を突っこんで、こう、肩のところで
弥造
(
やぞう
)
をおっ立てたチョビ安。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
弥造(やぞう)の例文をもっと
(9作品)
見る
弥
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
“弥”で始まる語句
弥
弥生
弥陀
弥撒
弥次馬
弥勒
弥次
弥々
弥縫
弥増
“弥造”のふりがなが多い著者
林不忘
谷崎潤一郎
佐々木味津三
野村胡堂