トップ
>
弥増
ふりがな文庫
“弥増”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いやま
58.8%
いやまさ
23.5%
いやまし
5.9%
いやます
5.9%
つの
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやま
(逆引き)
故
(
ゆゑ
)
に幾日の後に待ちて又かく聞えしを、この文にもなほ
験
(
しるし
)
あらずば、彼は
弥増
(
いやま
)
す
悲
(
かなしみ
)
の中に定めて
三度
(
みたび
)
の筆を
援
(
と
)
るなるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
弥増(いやま)の例文をもっと
(10作品)
見る
いやまさ
(逆引き)
夜に入りて雨の音しめやかに、谷川の水音
弥増
(
いやまさ
)
るを聞くに付け、世にも不思議なる身の運命、やう/\に思ひ出でられつ。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
弥増(いやまさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
いやまし
(逆引き)
天才者たちは深い悲しみや苦しみを身に徹して味うことによって、彼らの魂を
弥増
(
いやまし
)
に高めまた浄めるという事実を私も承認する。
語られざる哲学
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
弥増(いやまし)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いやます
(逆引き)
双方の御手でひきちがえ掻
挘
(
むし
)
っていられたことであったが、悩みは
弥増
(
いやます
)
ばかり、あたかもふぐりに火がついて乗物いっぱいに延びひろがり
玉取物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
弥増(いやます)の例文をもっと
(1作品)
見る
つの
(逆引き)
度々面会致しては言葉を尽して
諫
(
いさ
)
め
訓
(
さと
)
しましたのでございますが、夫は只がぶがぶと酒を飲みますばかりで相手になりませず、妾の恐れと悲しみが
弥増
(
つの
)
るばかりでございました折柄
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
弥増(つの)の例文をもっと
(1作品)
見る
弥
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
増
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“弥”で始まる語句
弥
弥生
弥陀
弥撒
弥次馬
弥勒
弥次
弥々
弥縫
弥蔵
“弥増”のふりがなが多い著者
福田英子
尾崎紅葉
九鬼周造
内村鑑三
三木清
夢野久作
永井荷風
中里介山
久生十蘭
岡本綺堂