“いやまし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彌増50.0%
弥増50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相觸あひふれらる此度は玄關迄伊豆守殿初め御役人殘らず見送りなればいとゞ威光ゐくわう彌増いやましたり是にて愈々いよ/\謀計ぼうけい成就じやうじゆせりと一同安堵あんどの思ひを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
贔屓ひいきなすにより渠等かれらありては實子佐五郎の爲にならず此上は藤五郎兄弟をなきものとせんと惡心あくしん彌増いやましまづ藤五郎より方を付んとて一日にやうやく食事一度づつを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
引しぼる程苦勞くらう彌増いやまし今迄兄の長庵へ娘二人にあはしてとせまりて居たる折柄をりからなれば此酒盛に立交たちまじりて居るも物うく思ふ物から其場を外して二階に上れば折こそよしと長庵は二人が耳に口を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
天才者たちは深い悲しみや苦しみを身に徹して味うことによって、彼らの魂を弥増いやましに高めまた浄めるという事実を私も承認する。
語られざる哲学 (新字新仮名) / 三木清(著)