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唐棧
ふりがな文庫
“唐棧”のいろいろな読み方と例文
新字:
唐桟
読み方
割合
たうざん
66.7%
とうざん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たうざん
(逆引き)
お吉は小作りなキリリとした顏立の女で、二人の田舍娘には見た事もない程立居振舞が
敏捷
(
すばしこ
)
い。黒繻子の半襟をかけた
唐棧
(
たうざん
)
の袷を着てゐた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
擬
(
まが
)
ひ
唐棧
(
たうざん
)
の袖口が
綻
(
ほころ
)
びて、山の入つた帶、少し延びた不精髯——叔母さんが見たら、さぞ悲しがるだらうと思ふ風體でした。
銭形平次捕物控:118 吹矢の紅
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
唐棧(たうざん)の例文をもっと
(12作品)
見る
とうざん
(逆引き)
藍微塵か何かに
唐棧
(
とうざん
)
の
半纏
(
はんてん
)
を引っかけて、鼻のさきに手ぬぐいを結んでいる。あまり好い人相ではない。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
驚
(
おどろ
)
いて
見
(
み
)
かへるに
暴
(
あば
)
れ
者
(
もの
)
の
長吉
(
ちようきち
)
、いま
廓内
(
なか
)
よりの
歸
(
かへ
)
りと
覺
(
おぼ
)
しく、
浴衣
(
ゆかた
)
を
重
(
かさ
)
ねし
唐棧
(
とうざん
)
の
着物
(
きもの
)
に
柿色
(
かきいろ
)
の三
尺
(
じやく
)
を
例
(
いつも
)
の
通
(
とほ
)
り
腰
(
こし
)
の
先
(
さき
)
にして、
黒
(
くろ
)
八の
襟
(
ゑり
)
のかゝつた
新
(
あた
)
らしい
半天
(
はんてん
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
唐棧(とうざん)の例文をもっと
(6作品)
見る
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
棧
部首:⽊
12画
“唐棧”の関連語
唐桟縞
桟留縞
“唐棧”で始まる語句
唐棧揃
唐棧格子
検索の候補
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“唐棧”のふりがなが多い著者
樋口一葉
作者不詳
林不忘
佐々木味津三
夏目漱石
野村胡堂
石川啄木
国枝史郎