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柿色
ふりがな文庫
“柿色”の読み方と例文
読み方
割合
かきいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきいろ
(逆引き)
ところが、この素ッ裸にされ、そしてやがて
襟
(
えり
)
に番号の入った
柿色
(
かきいろ
)
の制服を与えられる場合になっては、
最早
(
もはや
)
ラジウムはそのままにして置けなかった。
柿色の紙風船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
三尺の押入を開けると、
煎餅蒲團
(
せんべいぶとん
)
が二枚、その下敷になつてゐるのが、
柿色
(
かきいろ
)
の大風呂敷ではありませんか。
銭形平次捕物控:136 鐘五郎の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
驚
(
おどろ
)
いて
見
(
み
)
かへるに
暴
(
あば
)
れ
者
(
もの
)
の
長吉
(
ちようきち
)
、いま
廓内
(
なか
)
よりの
歸
(
かへ
)
りと
覺
(
おぼ
)
しく、
浴衣
(
ゆかた
)
を
重
(
かさ
)
ねし
唐棧
(
とうざん
)
の
着物
(
きもの
)
に
柿色
(
かきいろ
)
の三
尺
(
じやく
)
を
例
(
いつも
)
の
通
(
とほ
)
り
腰
(
こし
)
の
先
(
さき
)
にして、
黒
(
くろ
)
八の
襟
(
ゑり
)
のかゝつた
新
(
あた
)
らしい
半天
(
はんてん
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
柿色(かきいろ)の例文をもっと
(11作品)
見る
“柿色”の解説
柿色(かきいろ)とは柿の果実のような鮮やかな朱赤のこと、江戸中期に登場した梅の木で染めた黄赤色を照柿色とも呼ぶ。歌舞伎用語では団十郎茶とも呼ばれる定式幕に使われる柿渋などで染めた赤茶色のことも柿色と呼ぶが、こちらは柿渋色の略称であり、柿の実の色である「柿色」とは異なる。
(出典:Wikipedia)
柿
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
色の漢字
鼠色
黒
黄色
黄緑
黄櫨染
黄
鶯茶
鶯色
鴇色
鳶色
鬱金色
韓紅
青竹色
青
雄黄
雀色
鈍色
路考茶
赤
象牙色
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