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廓内
ふりがな文庫
“廓内”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かくない
39.3%
くるわうち
28.6%
なか
17.9%
くるわない
7.1%
くるわ
3.6%
カクナイ
3.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくない
(逆引き)
敵性人は絶対にいないはずの
廓内
(
かくない
)
でも、防諜上には、日夜細心な警戒を怠っていない。これだけは例外なく、どこの城も同じといえる。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
廓内(かくない)の例文をもっと
(11作品)
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くるわうち
(逆引き)
そうした舞妓時代を経ないものは、祇園の
廓内
(
くるわうち
)
でも好い位置を保てないのが不文の規則なのだ。出入りのお茶やにも格があったのだ。
モルガンお雪
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
廓内(くるわうち)の例文をもっと
(8作品)
見る
なか
(逆引き)
お前は知らないか美登利さんの居る処を、己れは今朝から探してゐるけれど
何処
(
どこ
)
へ
行
(
ゆつ
)
たか筆やへも来ないと言ふ、
廓内
(
なか
)
だらうかなと問へば
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
廓内(なか)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
くるわない
(逆引き)
「へえへえ。三ツ屋の亭主ならば手前でござります。いつもながら御健勝に渡らせられまして、
廓内
(
くるわない
)
の者一統悦ばしき儀にござります。近頃は一向イタチの道で、いや、一向五丁町へお越し遊ばされませぬが何か——」
旗本退屈男:10 第十話 幽霊を買った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
廓内(くるわない)の例文をもっと
(2作品)
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くるわ
(逆引き)
別世界は別世界相応の
話柄
(
はなし
)
の種も尽きぬものか、
朋輩
(
ほうばい
)
の
悪評
(
わるくち
)
が手始めで、内所の
後評
(
かげぐち
)
、
廓内
(
くるわ
)
の評判、検査場で見た
他楼
(
よそ
)
の花魁の
美醜
(
よしあし
)
、検査医の男振りまで評し尽して、
後連
(
あとれん
)
とさし代われば
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
廓内(くるわ)の例文をもっと
(1作品)
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カクナイ
(逆引き)
ソレト共ニ『パチノ』ノ墓穴ニ関スル重要書類ハ紛失シ、只本国ヘ送リタル二三ノ通信ト『パチノ』ノ墓穴
廓内
(
カクナイ
)
ノ建築図トヲ残スノミナリ——というのです。聞いてますか、
青竜王
(
せんせい
)
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
廓内(カクナイ)の例文をもっと
(1作品)
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“廓内”の意味
《名詞》
城郭や遊郭の郭の中。
区切られた区画の中。
(出典:Wiktionary)
廓
漢検準1級
部首:⼴
14画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
“廓内”で始まる語句
廓内京町
検索の候補
内廓
廓内京町
胃内廓清
“廓内”のふりがなが多い著者
樋口一葉
葉山嘉樹
吉川英治
三遊亭円朝
徳田秋声
中里介山
佐々木味津三
岡本綺堂
長谷川時雨
泉鏡花