“たうざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
唐棧66.7%
唐桟27.8%
当山5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まが唐棧たうざんの袖口がほころびて、山の入つた帶、少し延びた不精髯——叔母さんが見たら、さぞ悲しがるだらうと思ふ風體でした。
唐桟たうざんの半天をひつかけた男は、煙草の煙にむせながら、思はず又苦笑を洩らしたが、鉄火な相手はそんな事に頓着する気色けしきもなく、手酌でもう一杯ひつかけると
鼠小僧次郎吉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
寺の僧当山たうざんのなど云ひ出づれ秋風のごと住み給へかし
晶子鑑賞 (新字旧仮名) / 平野万里(著)