“当山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうざん80.0%
たうざん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっともこれは愚僧当山とうざんの厄介に相なり候てより三年の後にて、愚僧は御遺言ごゆいごんもとづき当山八代目の住職に相なり候次第にて有之候。
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
科人とがにんはご神刑しんけいにかけます。ご領地りょうちのできごとなら知らぬこと、ご神縛しんばくの科人は当山とうざんのならいによってばっします」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寺の僧当山たうざんのなど云ひ出づれ秋風のごと住み給へかし
晶子鑑賞 (新字旧仮名) / 平野万里(著)