“本阿彌”の読み方と例文
新字:本阿弥
読み方割合
ほんあみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大の男が、女の子に焦れただけで、さうもろく死ぬものだらうか。お前は情事いろごとにかけちや本阿彌ほんあみだと言つてるが、どんなものだ」
「女の素振りの鑑定にかけては、親分はだらしがねえが、あつしの方は本阿彌ほんあみで、ちよいと物を渡すんでも、思ひ入れ澤山に、手なんか握りますよ」
「へツ、情事の本阿彌ほんあみと來ましたか、——ね親分、實はあの、家中で私が一番親しく口を利いてゐるんですが」