“阿彌陀樣”の読み方と例文
新字:阿弥陀様
読み方割合
あみださま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「斯うなるのは、わかりきつて居たんだ、きりやう自慢で、男をおもちやにした女が、無事に年を取つた日にや、世の中が面白過ぎて、阿彌陀樣あみださまの罰が當りさうで」
やがてはどうせ私もう長い事は無いし、いつか一度思ふ存分飮んで見度いと思つてゐたが、矢つ張り阿彌陀樣あみださまのお蔭かして今日旦那に逢つて斯んな難有ありがたいことは無い、毎朝私は御燈明を上げながら
山寺 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)