“ほんあみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本阿弥74.1%
本阿彌25.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
書画掛物には箱書があるし、刀剣にも本阿弥ほんあみの折紙がなければ筋はとおらない理屈だ、……すべてそれ相当の由緒書がある
長屋天一坊 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
美術工芸の名工を京都烏丸からすまに集めたので、京都は美術工芸の中心地となり、本阿弥ほんあみ光悦とか野村宗達などの優れた工芸家があらはれ、桃山風の華美な工芸品を作つた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
「へツ、情事の本阿彌ほんあみと來ましたか、——ね親分、實はあの、家中で私が一番親しく口を利いてゐるんですが」
本阿彌ほんあみ鑑定めきゝで、僞と知れたのはツイ近頃、——その前に萬一の時の事を五兵衞に相談すると、佩刀を盜まれた落度から僞物と掏り換への罪は、皆んな五兵衞が自分で引受けるから