“須彌壇”のいろいろな読み方と例文
新字:須弥壇
読み方割合
しゆみだん75.0%
すみだん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さア、まるで上手な手品を見せられてるやうで、私にも見當はつきませんが、あの須彌壇しゆみだんに仕掛けが無ければ——」
銭形平次捕物控:274 贋金 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
平次はその夜のうちに、春徳寺の須彌壇しゆみだんの下から、三つの千兩箱を取出して、寺社奉行の役人に引渡しました。
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
須彌壇すみだんの花立てには、何時けたとも知れぬ花の枝が乾枯ひからびて、焚き付けにでもなりさうになつてゐた。
ごりがん (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)