“言譯”の読み方と例文
新字:言訳
読み方割合
いひわけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはひどい非難を受けて然るべきだ。それは言譯いひわけが立たないやうに見える。七十七度まで人をゆるすことが人間の義務なのだと云つても。
わたくしじつ貴方あなた御氣おきどくで」とせつなさうに言譯いひわけ半分はんぶんして、またそれなりだまつて仕舞しまつた。洋燈らんぷ何時いつものやうとこうへゑてあつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
はらたずか言譯いひわけしながら後刻のち後刻のちにと行過ゆきすぎるあとを、一寸ちよつと舌打したうちしながら見送みおくつてのちにもいもんだもないくせ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)