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遙々
ふりがな文庫
“遙々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はるばる
66.7%
はる/″\
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるばる
(逆引き)
お前はこの国を見ようとしてあの星の光る東の方から
遙々
(
はるばる
)
とやって来たのか。この国にあるものもお前の心を満すには足りないのか。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
私は中に立つて、其の夫人と、先生とに
接吻
(
キッス
)
をさせるために生れました。
而
(
そ
)
して、
遙々
(
はるばる
)
東印度
(
ひがしインド
)
から渡つて来たのに……
口惜
(
くやし
)
いわね。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
遙々(はるばる)の例文をもっと
(34作品)
見る
はる/″\
(逆引き)
今ぞとおもふ心の勇み立ちて、五十を
踰
(
こ
)
えし母に別るゝをもさまで悲しとは思はず、
遙々
(
はる/″\
)
と家を離れてベルリンの都に来ぬ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
無論博士の心の臓は化粧箱に入れた儘、奈良の
屋形
(
やかた
)
に残してゐるに相違なかつたが、博士は直ぐその
後
(
あと
)
を慕つて、
遙々
(
はる/″\
)
博多まで
下
(
くだ
)
つて往つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
遙々(はる/″\)の例文をもっと
(17作品)
見る
遙
部首:⾡
14画
々
3画
“遙”で始まる語句
遙
遙拝
遙拜
遙下
遙察
遙授
遙望
遙語
遙遙
遙拝所
“遙々”のふりがなが多い著者
犬養健
嘉村礒多
徳冨蘆花
浜尾四郎
斎藤茂吉
水野仙子
泉鏡太郎
甲賀三郎
作者不詳
島崎藤村