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槐
ふりがな文庫
“槐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんじゅ
65.9%
ゑんじゆ
25.0%
えんじゆ
2.3%
かい
2.3%
くわい
2.3%
エンジユ
2.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんじゅ
(逆引き)
そして大蔵と約束したとおり、
槐
(
えんじゅ
)
の木の下に
埋
(
い
)
けてある鉄砲を持ちだして、秀忠将軍を一発の
下
(
もと
)
に撃つ日を待っているにちがいない。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
槐(えんじゅ)の例文をもっと
(29作品)
見る
ゑんじゆ
(逆引き)
庭には折よく
槐
(
ゑんじゆ
)
の木が二枝ばかり咲いてゐる。蝉は私に老を知らせようとして鳴いてゐるのだが、併せて君にもお知らせするといふのがある。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
槐(ゑんじゆ)の例文をもっと
(11作品)
見る
えんじゆ
(逆引き)
何
(
なん
)
の、
橋
(
はし
)
の
欄干
(
らんかん
)
が
声
(
こゑ
)
を
出
(
だ
)
す、
槐
(
えんじゆ
)
が
嚏
(
くしやみ
)
をすべいなら、
鱗
(
うろこ
)
を
光
(
ひか
)
らし、
雲
(
くも
)
を
捲
(
ま
)
いて
踊
(
をどり
)
を
踊
(
をど
)
らう。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
槐(えんじゆ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
かい
(逆引き)
拾遺
(
しゅうい
)
の三代集に、後拾遺、金葉、詞花、千載、新古今の五つを加えて、世にいう八代集をはじめ、源実朝卿の金
槐
(
かい
)
集、西行坊主の山家集、まった吉野朝三代の新葉集にいたるまで、凡そ歌の
書
(
ふみ
)
にして
猿飛佐助
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
槐(かい)の例文をもっと
(1作品)
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くわい
(逆引き)
此問題は
頗
(
すこぶる
)
困難である。説文に拠れば楸は
梓
(
し
)
である。爾雅を検すれば、
槄
(
たう
)
、
楰
(
ゆ
)
、
櫰
(
くわい
)
、
槐
(
くわい
)
、
榎
(
か
)
、
楸
(
しう
)
、
椅
(
い
)
、
梓
(
し
)
等が皆相類したものらしく、此数者は専門家でなくては辨識し難い。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
槐(くわい)の例文をもっと
(1作品)
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エンジユ
(逆引き)
偽装せる
槐
(
エンジユ
)
の枝の しろ/″\と、汗をとほす背に からびつきたり
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
槐(エンジユ)の例文をもっと
(1作品)
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槐
漢検1級
部首:⽊
14画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“槐”を含む語句
金槐集
槐橋
森槐南
槐樹
古槐
槐南
槐園
槐多
金槐
亜槐集
木槐
金槐和歌集
老槐
槐陰
槐門
槐西雑誌
槐蚕
槐蔭
槐葉
槐花滿地
...
“槐”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
北原白秋
魯迅
水上滝太郎
高浜虚子
泉鏡花
岡本綺堂
伊藤左千夫
吉川英治
芥川竜之介