“槐”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
えんじゅ66.7%
ゑんじゆ25.6%
えんじゆ2.6%
かい2.6%
くわい2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“槐”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 音楽 > 邦楽6.5%
文学 > 中国文学 > 小説 物語2.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
暗いなかにも目じるしのえんじゅの大樹のかげに隠れて、二人は内の様子をうかがうと、内には女の忍び泣きの声がきこえた。
半七捕物帳:68 二人女房 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
又八は毎晩、夢うつつに、あぶら汗をかいた。冥途めいどの夢を幾度も見た。冥途には、えんじゅの木ばかり生えていた。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ゑんじゆと云ふ樹の名前を覚えたのは「石の枕」と云ふ一中節いつちうぶし浄瑠璃じやうるりを聞いた時だつたであらう。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ときふゆはじめにして、ゑんじゆもずほしさけんであられぶ。
五月より (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
なんの、はし欄干らんかんこゑす、えんじゆくしやみをすべいなら、うろこひからし、くもいてをどりをどらう。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これから推上おしあがらうとふのに一呼吸ひといきつくらしく、フトまると、なかでも不精ぶせうらしいみのすそながいのが、くものやうにうづまいただんしたの、大木たいぼくえんじゆみき恁懸よりかゝつて、ごそりと身動みうごきをしたとおもへ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
憚りながら、猿飛佐助、十八歳の大晦日より二十四歳の秋まで、鳥居峠に籠っていた凡そ六年の間、万葉はもとより、古今、後撰、拾遺しゅういの三代集に、後拾遺、金葉、詞花、千載、新古今の五つを加えて、世にいう八代集をはじめ、源実朝卿の金かい集、西行坊主の山家集
猿飛佐助 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
爾雅を検すれば、たうくわいくわいしう等が皆相類したものらしく、此数者は専門家でなくては辨識し難い。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)