“槐多”の読み方と例文
読み方割合
かいた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村山槐多かいたも貧乏して死んだんだ。あああ、あいつの画箱にもガランスはなかったろうな。描き奉ってしまったんだから。
ドモ又の死 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
槐多かいたはかくも叫びつづけている。こんなうらぶれた思いの日、チエホフよ、アルツイバアセフよ、シュニッツラア、私の心の古里を読みたいものだと思う。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)