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えんじゅ
ふりがな文庫
“えんじゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
槐
80.6%
延寿
8.3%
槐樹
8.3%
艶樹
2.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
槐
(逆引き)
山中組はジャンボーの通った石垣の間を抜けて、だらだら坂の降り
際
(
ぎわ
)
を、右へ
上
(
のぼ
)
ると
斜
(
はす
)
に頭の上に
被
(
かぶ
)
さっている大きな
槐
(
えんじゅ
)
の奥にある。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
えんじゅ(槐)の例文をもっと
(29作品)
見る
延寿
(逆引き)
二人を救った若侍は
小堀義哉
(
こぼりよしや
)
というもので、五百石の旗本の次男、小さい時から芸事が好き、それで
延寿
(
えんじゅ
)
の門に入り、五年経たぬ間に名取となり、今では立派な師匠株、従って父親とはソリが合わず
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
えんじゅ(延寿)の例文をもっと
(3作品)
見る
槐樹
(逆引き)
やがて自動車がそれと覚しき
槐樹
(
えんじゅ
)
の植込みの茂った前庭付きの立派な洋館の前へ止ると、私は家を見上げ見下ろし、今更のごとく
佇
(
たたず
)
まざるを得なかった。
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
えんじゅ(槐樹)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
艶樹
(逆引き)
艶樹
(
えんじゅ
)
の森をじゅうぶん観賞なさったころに、美しい魔女が、見物衆にまといつきながら、パイプのネジをひらいて、その鼻先に麻酔ガスを吹きかけるのです。
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
この
艶樹
(
えんじゅ
)
の森へ黒衣の警官が侵入してきたのは、そういうしだいなのさ。残るふたりの警官は、事務室に縛り上げてあるちょびひげと八人の男を見張っているのだよ。
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
えんじゅ(艶樹)の例文をもっと
(1作品)
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“えんじゅ”の意味
《名詞》
えんじゅ【槐 歴史的仮名遣い:ゑんじゅ】
マメ科エンジュ属の落葉高木。学名Styphnolobium japonicum。高さは、6~10mに達する。葉は長卵形、全縁の小葉からなり奇数羽状複葉で互生する。花は大きな円錐花序に配列し、黄白色の蝶形花冠を有する。豆果の莢は、種子と種子の間が著しくくびれる。中国原産で、古くから台湾、日本、韓国などで植栽されている。えんじゅの花は夏の季語。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
えんじゆ
かい
くわい
ゑんじゆ
エンジユ