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居心
ふりがな文庫
“居心”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いごころ
68.4%
いごこち
10.5%
ゐごころ
10.5%
ゐごゝろ
10.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いごころ
(逆引き)
「しかし前の部屋よりは、広くもあるし
居心
(
いごころ
)
も
好
(
い
)
いし、不足を云う理由はないんだから、——それとも何か
嫌
(
いや
)
な事があるのかい?」
母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
居心(いごころ)の例文をもっと
(13作品)
見る
いごこち
(逆引き)
この
廃邸
(
あれやしき
)
の空気は、お庄にはあまり
居心
(
いごこち
)
がよくなかった。部屋で声を立てても、奥から駈けつけて来てもらえそうにも思えなかったし、庭も何だか陰気くさかった。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
居心(いごこち)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゐごころ
(逆引き)
「
茶
(
ちや
)
がなかつたら、
内
(
うち
)
へ
行
(
い
)
つて
取
(
と
)
つて
來
(
き
)
な。
鐵瓶
(
てつびん
)
をおかけ。」と
小造
(
こづくり
)
な
瀬戸火鉢
(
せとひばち
)
を
引寄
(
ひきよ
)
せて、ぐい、と
小机
(
こづくゑ
)
に
向
(
むか
)
ひなすつた。それでも、せんべい
布團
(
ぶとん
)
よりは、
居心
(
ゐごころ
)
がよかつたらしい。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
居心(ゐごころ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ゐごゝろ
(逆引き)
室
(
へや
)
は屋根裏と覚しく、天井低くして壁は黒ずみたれど、
彼方
(
かなた
)
此方
(
こなた
)
に
脱捨
(
ぬぎす
)
てたる汚れし
寝衣
(
ねまき
)
、
股引
(
もゝひき
)
、
古足袋
(
ふるたび
)
なぞに、思ひしよりは
居心
(
ゐごゝろ
)
好き
住家
(
すみか
)
と見え候。
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
居心(ゐごゝろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
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