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古足袋
ふりがな文庫
“古足袋”の読み方と例文
読み方
割合
ふるたび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるたび
(逆引き)
室
(
へや
)
は屋根裏と覚しく、天井低くして壁は黒ずみたれど、
彼方
(
かなた
)
此方
(
こなた
)
に
脱捨
(
ぬぎす
)
てたる汚れし
寝衣
(
ねまき
)
、
股引
(
もゝひき
)
、
古足袋
(
ふるたび
)
なぞに、思ひしよりは
居心
(
ゐごゝろ
)
好き
住家
(
すみか
)
と見え候。
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
土手の柳の間に
古着
(
ふるぎ
)
古足袋
(
ふるたび
)
古股引
(
ふるももひき
)
の
類
(
たぐい
)
を並べる露店から、客待ち顔な易者の店までが砂だらけだ。目もあけていられないようなやつが、また向こうからやって来る。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
開ける時キイキイ
厭
(
いや
)
な音のする
安箪笥
(
やすだんす
)
、そんなものは、うんと
溜
(
たま
)
っていた
古足袋
(
ふるたび
)
や、
垢
(
あか
)
のついた着物を
捻
(
ね
)
じ込んで、まだ土の匂いのする六畳の押入れへ、上と下と別々にして押し込んだ。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
古足袋(ふるたび)の例文をもっと
(4作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
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古
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“古足袋”のふりがなが多い著者
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