トップ
>
安箪笥
ふりがな文庫
“安箪笥”の読み方と例文
読み方
割合
やすだんす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やすだんす
(逆引き)
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
には一度も掛替えたことのないらしい
摩利支天
(
まりしてん
)
か何かの掛物がかけてあって、
渋紙色
(
しぶがみいろ
)
に古びた
安箪笥
(
やすだんす
)
の上には小さな仏壇が据えられ
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
開ける時キイキイ
厭
(
いや
)
な音のする
安箪笥
(
やすだんす
)
、そんなものは、うんと
溜
(
たま
)
っていた
古足袋
(
ふるたび
)
や、
垢
(
あか
)
のついた着物を
捻
(
ね
)
じ込んで、まだ土の匂いのする六畳の押入れへ、上と下と別々にして押し込んだ。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
二階は六畳に三畳の二間つづきであるが、
前桐
(
まえぎり
)
の
安箪笥
(
やすだんす
)
と化粧鏡と盆に載せた茶器の外には
殆
(
ほとんど
)
何にもない。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
安箪笥(やすだんす)の例文をもっと
(2作品)
見る
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
箪
漢検準1級
部首:⽵
15画
笥
漢検準1級
部首:⽵
11画
“安”で始まる語句
安
安堵
安心
安房
安全
安芸
安穏
安土
安否
安宅
検索の候補
箪笥
用箪笥
茶箪笥
小箪笥
刀箪笥
箪笥町
手箪笥
古箪笥
薬箪笥
塗箪笥
“安箪笥”のふりがなが多い著者
徳田秋声
永井荷風