“廃邸”の読み方と例文
読み方割合
あれやしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この廃邸あれやしきの空気は、お庄にはあまり居心いごこちがよくなかった。部屋で声を立てても、奥から駈けつけて来てもらえそうにも思えなかったし、庭も何だか陰気くさかった。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)