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廃頽的
ふりがな文庫
“廃頽的”の読み方と例文
読み方
割合
はいたいてき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいたいてき
(逆引き)
そこには葉子自身が期待もしなかったような
廃頽的
(
はいたいてき
)
な同時に神経質的なすごくも美しい一つの顔面が創造されていた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
もっともこの中立地帯の産物はその地帯の両側にある二つの世界の住民から見るとあるいは
廃頽的
(
はいたいてき
)
と見られあるいは不徹底とののしられるかもしれない。
映画雑感(Ⅶ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
それどころか——朝から天候の悪かった
所為
(
せい
)
もあろうが——もうなんとなく薄暗くさえなって来て、荒涼とした
廃頽的
(
はいたいてき
)
なこの原が、
暗澹
(
あんたん
)
たる
夜
(
よ
)
の
帷
(
とばり
)
に覆われるのも
自殺
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
廃頽的(はいたいてき)の例文をもっと
(7作品)
見る
廃
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
頽
漢検1級
部首:⾴
16画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
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蘭郁二郎
有島武郎
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吉川英治