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『映画雑感(Ⅶ)』
ふりがな文庫
『
映画雑感(Ⅶ)
(
えいがざっかん(しち)
)
』
一種の探偵映画である。しかしこの映画のおもしろみはストーリーの猟奇的な探偵趣味よりもむしろウィリアム・パウェルという男とマーナ・ロイという女とこの二人の俳優の特異なパーソナリティの組み合わせと、その二人で代表された特異な夫婦間の情味にかかっ …
著者
寺田寅彦
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 映画
初出
「渋柿」1935(昭和10)年10月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
芸妓
(
げいぎ
)
俳諧
(
はいかい
)
真如
(
しんにょ
)
老舗
(
しにせ
)
贋造
(
がんぞう
)
陳套
(
ちんとう
)