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廃嫡
ふりがな文庫
“廃嫡”の読み方と例文
旧字:
廢嫡
読み方
割合
はいちゃく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいちゃく
(逆引き)
そして弥平治には父、十兵衛には叔父にあたる
明智光安入道
(
あけちみつやすにゅうどう
)
といえば——これは
鷺山
(
さぎやま
)
の
山城守道三
(
やましろのかみどうさん
)
方の腹心で、義龍
廃嫡
(
はいちゃく
)
の急先鋒であった。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
アビルと名乗った清一郎が俺に言っていたように、彼が一時アナーキストとして暴れたことは事実だが、そのため
廃嫡
(
はいちゃく
)
を宣言されたわけではない。
いやな感じ
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
なお帰らねば
廃嫡
(
はいちゃく
)
せんなど、種々の難題を持ち出せしかど、財産のために我が
抱負
(
ほうふ
)
理想を
枉
(
ま
)
ぐべきに
非
(
あら
)
ずとて、彼は
諾
(
うべな
)
う
気色
(
けしき
)
だになければ、さしもの両親も
倦
(
あぐ
)
み果てて
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
廃嫡(はいちゃく)の例文をもっと
(9作品)
見る
“廃嫡”の意味
《名詞》
旧民法で、推定相続人の家督相続権を剥奪すること。
(出典:Wiktionary)
“廃嫡”の解説
廃嫡(はいちゃく)は、嫡流を継ぐ相続権を廃する、または廃されること。
(出典:Wikipedia)
廃
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
嫡
常用漢字
中学
部首:⼥
14画
“廃”で始まる語句
廃
廃墟
廃頽
廃屋
廃址
廃物
廃止
廃頽的
廃頽期
廃娼
“廃嫡”のふりがなが多い著者
福田英子
高見順
ロマン・ロラン
吉川英治
織田作之助
久生十蘭
夏目漱石