“布團”のいろいろな読み方と例文
新字:布団
読み方割合
ふとん83.3%
ぶとん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「頭から布團(ふとん)を冠つて居りました、何しろ大變な血で、一應は綺麗にしてやりましたが、御檢死前のことですから、そのまゝにして置きました」
頼(たの)み外へ遣置(やりおき)急立(せきたつ)心(こゝろ)を鎭(しづ)めて覗見(のぞきみ)るに平(へい)四郎は夜具(やぐ)に凭(もた)れて鼻唄(はなうた)を唄(うた)ひ居るにぞ能(よく)御出(おいで)なんしたと屏風(びやうぶ)の中に入(いり)主(ぬし)に御聞申事が有(ある)と布團(ふとん)の上へ上(あが)りけれども何(なん)の氣も付(つか)ぬ處(ところ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「茶(ちや)がなかつたら、内(うち)へ行(い)つて取(と)つて來(き)な。鐵瓶(てつびん)をおかけ。」と小造(こづくり)な瀬戸火鉢(せとひばち)を引寄(ひきよ)せて、ぐい、と小机(こづくゑ)に向(むか)ひなすつた。それでも、せんべい布團(ぶとん)よりは、居心(ゐごころ)がよかつたらしい。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
召捕(めしとる)べしと有りければ畏(かしこ)まり候とて同心は早速(さつそく)其夜小柳町近邊に到り能々聞糺(きゝたゞ)すに幸ひ此夜多兵衞願山共居宅(きよたく)に在て惡黨(あくたう)共を集(あつ)め大博奕を始め居たり多兵衞は廣袖(ひろそで)の小袖を着し三ツ布團(ぶとん)の上に大安坐(おほあぐら)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)