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繰拡
ふりがな文庫
“繰拡”の読み方と例文
旧字:
繰擴
読み方
割合
くりひろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くりひろ
(逆引き)
繰拡
(
くりひろ
)
げたペイジを
凝
(
じっ
)
と
読入
(
よみい
)
つたのが、
態度
(
ようす
)
で
経文
(
きょうもん
)
を
誦
(
じゅ
)
するとは思へぬけれども、
神々
(
こうごう
)
しく、
媚
(
なま
)
めかしく、
然
(
しか
)
も
婀娜
(
あだ
)
めいて見えたのである。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
翌朝
(
よくちょう
)
。画家は
楽気
(
らくげ
)
に
凭掛
(
よりかかり
)
の
椅子
(
いす
)
に掛り、
莨
(
たばこ
)
を
喫
(
の
)
み、
珈琲
(
コオフィイ
)
を飲み、スケッチの手帳を
繰拡
(
くりひろ
)
げ、見ている。戸を
叩
(
たた
)
く
音
(
おと
)
す。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
例の如く座敷の炬燵に絵草紙を
繰拡
(
くりひろ
)
げはしたものの、立ったり坐ったり、気も気では無い。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
繰拡(くりひろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
繰
常用漢字
中学
部首:⽷
19画
拡
常用漢字
小6
部首:⼿
8画
“繰”で始まる語句
繰
繰返
繰言
繰出
繰込
繰開
繰廻
繰展
繰引
繰延
“繰拡”のふりがなが多い著者
与謝野寛
ライネル・マリア・リルケ
有島武郎
与謝野晶子
永井荷風
泉鏡花