“繰込”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くりこ60.0%
くりこむ20.0%
くりこみ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この危急存亡のときに、天なる哉、めいなる哉、ゆらりゆらりとこの店へ繰込くりこんだものがありました。それは別人ならず、長者町の道庵先生でありました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
〆切町内々々ちやうない/\自身番屋じしんばんやにはとびの者共火事裝束しやうぞくにてつめ家主抔いへぬしなどかはり/″\相詰たり數寄屋橋御見附みつけ這入はいれば常よりも人數夥多おびたゞしく天一坊の供のこら繰込くりこむを待て御門を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以て大坂へ申こせば然ば急々上京すべし尤とも此度このたびは大坂表へ繰込くりこみせつより一際ひときは目立樣にすべしと伊賀亮いがのすけは萬端に心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)