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凭掛
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よりかゝり
ふりがな文庫
“
凭掛
(
よりかゝり
)” の例文
先
(
さき
)
に——七
里半
(
りはん
)
の
峠
(
たうげ
)
を
越
(
こ
)
さうとして
下
(
お
)
りた
一見
(
いつけん
)
の
知己
(
ちき
)
が
居
(
ゐ
)
た、
椅子
(
いす
)
の
間
(
あひだ
)
を
向
(
むか
)
うへ
隔
(
へだ
)
てて、
彼
(
かれ
)
と
同
(
おな
)
じ
側
(
かは
)
の
一隅
(
ひとすみ
)
に、
薄青
(
うすあを
)
い
天鵝絨
(
びろうど
)
の
凭掛
(
よりかゝり
)
を
枕
(
まくら
)
にして、
隧道
(
トンネル
)
を
越
(
こ
)
す
以前
(
いぜん
)
から、
夜
(
よる
)
の
底
(
そこ
)
に
沈
(
しづ
)
んだやうに
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
凭
漢検1級
部首:⼏
8画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“凭”で始まる語句
凭
凭懸
凭竹
凭出
凭背