“真背向”の読み方と例文
読み方割合
まうしろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
波頭なみがしら、雲の層、かさな蓮華れんげか、象徴かたどった台座のいわを見定めるひまもなしに、声とともに羽織の襟を払って、ずかと銅像の足の爪を、烏のくちばしのごとく上からのぞかせて、真背向まうしろに腰を掛けた。