名君忠之めいくんただゆき
この話の中に活躍する延寿国資と、金剛兵衛盛高の二銘刀は東京の愛剣家、杉山其日庵氏の秘蔵となって現存している。従ってこの話は、黒田藩に起った事実を脚色したものであるが、しかし人名、町名と時代は差障りがあるから仮作にしておいた。悪からず諒恕して …
作品に特徴的な語句
はした 真実まっこと かわ かか とと 可愛いと 方言より ぬく ねおろし づら とおり 退しりぞ ごしら 縁辺えんへん あし かさ 馬糧かいば 亀鑑てほん 水月みずおち 出来でか そめ せい かえっ 追廻おいまわし 引掴ひきつか はず さん おし ひで 如何いかが 芳香かおり しゃぶ かたじけ 馬廻うままわり 流行はやり 首級くび 交際つきあい かすか えん 仰向あおむけ あば 仲間ちゅうげん 体裁ていたらく 何卒なにとぞ 何故なにゆえ つら かたわら 真実ほんと つか 退 とり ひるが 吾儕われら 命令いいつけ 幼稚おさな 坊様ぼんさま 天晴あっぱ わたし いや ぬぐ 安座あんざ わだか 蚊帳かちょう ひっさ 落葉らくよう 菖蒲しょうぶ きたな 島司とうし 素読そどく 無作むさ あか 算盤そろばん すく 立現たちあら 真竹まだけ 昌秋まさあき 無手むず 猫足ねこあし 玄翁げんのう たま 百舌もず 盃洗はいせん 直々じきじき 稚殿ちいどの 祖母ばあ 祖父じい みじか