トップ
>
縁辺
ふりがな文庫
“縁辺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんぺん
30.8%
えんがわ
23.1%
みより
15.4%
えんへん
7.7%
しるべ
7.7%
ふちへん
7.7%
よるべ
7.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんぺん
(逆引き)
新吉自身の家柄との
権衡
(
けんこう
)
から言えば、あまりドッとした
縁辺
(
えんぺん
)
でもなかった。新吉の
家
(
うち
)
は、今はすっかり零落しているけれど、村では筋目正しい
家
(
いえ
)
の一ツであった。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
縁辺(えんぺん)の例文をもっと
(4作品)
見る
えんがわ
(逆引き)
真蔵は銘仙の
褞袍
(
どてら
)
の上へ
兵古帯
(
へこおび
)
を巻きつけたまま
日射
(
ひあたり
)
の可い自分の書斎に
寝転
(
ねころ
)
んで新聞を読んでいたがお
午時
(
ひる
)
前になると退屈になり、書斎を出て
縁辺
(
えんがわ
)
をぶらぶら歩いていると
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
縁辺(えんがわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
みより
(逆引き)
ないしはその女の父母か
縁辺
(
みより
)
に美作にとっての苦手があるか、どっちかでなければならなかった。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
縁辺(みより)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
えんへん
(逆引き)
「フーム。塙代与九郎奴は大目付殿の御
縁辺
(
えんへん
)
でも御座りまするかの……言葉が過ぎたら御免下されいじゃが」
名君忠之
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
縁辺(えんへん)の例文をもっと
(1作品)
見る
しるべ
(逆引き)
それなる男はいささかの
縁辺
(
しるべ
)
、最近我が家の
寄宿者
(
かかりうど
)
となり、我等養い居りましたるところ、わずかのことよりたった今し方、われらが父庄右衛門を殺し、ご覧のとおり妹を
誘拐
(
かどわか
)
し
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
縁辺(しるべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふちへん
(逆引き)
而して右板戸の
縁辺
(
ふちへん
)
の支棒に接触する部分は、磨滅を防ぐためと支棒の作用の堅確を期するため、新しく
亜鉛
(
あえん
)
板を以て
蔽
(
おお
)
いありたるも、
這
(
こ
)
は
却
(
かえ
)
って軽微の力を以て
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
縁辺(ふちへん)の例文をもっと
(1作品)
見る
よるべ
(逆引き)
しからば貪慾か、というに、これはその人を亡くすることによって利を獲るとの義だが、草加屋伊兵衛は独身を通した一酷な老爺、
後継
(
あととり
)
はもとより
親戚
(
みより
)
縁辺
(
よるべ
)
もない。いや、たった一人、あるにはある。
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
縁辺(よるべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“縁辺”の意味
《名詞》
国、地域の周縁部。
物のふち。周囲。
夫婦として縁組すること。
親戚など縁故のある人。
《動詞》
縁組する。
(出典:Wiktionary)
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“縁”で始まる語句
縁
縁側
縁起
縁日
縁端
縁先
縁故
縁喜
縁付
縁談
“縁辺”のふりがなが多い著者
国木田独歩
林不忘
国枝史郎
徳田秋声
北原白秋
夢野久作
夏目漱石
山本周五郎