“島司”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しまつかさ50.0%
とうし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さては此の島人のる島に大隅明という島司しまつかさると見えるわい、其の人ならば必ず分るであろう、召使同様な此奴こいつが分らぬのも無理はないわれが舟に乗るのを拒んで手向いしたというのも
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
シッ……その事じゃ。あの増長者奴のぼせめが、一昨年の夏、あの宗像むなかた大島の島司とうしになっているうちに、朝鮮通いの薩州藩の難船を助けて、船つくろいをさせた上に、病人どもを
名君忠之 (新字新仮名) / 夢野久作(著)