“宗像”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むなかた81.3%
ムナカタ12.5%
むねかた6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれどまた、まもないうちに、尊氏以下が、えぶりの一寺を出て、宗像むなかたへ急進中——と聞いたときには、やや意外そうな顔いろだった。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平安朝になつても、政権に関係なく、村々の君主の祀つた神を、子孫として祀つて居る者には、国造の称号を黙認して居た様である。出雲国造・紀国造・宗像ムナカタ国造などの類である。
最古日本の女性生活の根柢 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
住吉すみよし、箱崎、香椎かしい宗像むねかたを伏し拝み、天皇の都へ帰られる日一日も早からんことを祈り、垂水山たるみやま鶉浜うずらはまなどの険路、難所を越えた。何れも慣れぬ足での強行である。