“香椎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしい82.4%
かしひ11.8%
カシヒ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仲哀天皇ちゅうあいてんのうは、ある年、ご自身で熊襲くまそをお征伐せいばつにおくだりになり、筑前ちくぜん香椎かしいの宮というお宮におとどまりになっていらっしゃいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
「いざ児ども香椎かしひかたに白妙の袖さへぬれて朝菜みてむ」(巻六・九五七)は旅人の歌で憶良のよりも後れている。つまり、旅人が憶良の影響を受けたのかも知れぬ。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
五月五日 大山、香椎カシヒ筥崎ハコザキノ僧徒神人等、太宰府ダザイフノ民家数千ヲ焼ク。