“島嶼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうしょ79.3%
たうしよ13.8%
しま6.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八重山宮古の島々はひとり歌謡のきわだっているばかりでなく、極南界にあってその言語音韻も純古にして北の島嶼とうしょとは趣をことにする。
島嶼たうしよ碁布きふしたるは、空に漂ふ雲に似たり。地平線に近きところに、一條の烟立ちのぼれるは、ヱズヰオの山(モンテ、ヱズヰオ)なるべし。
貝殻や鳥糞ちょうふんが、島嶼しまのうえに堆積して、白い島にみえるのもある。けれど、その白さとちがって、あの銀色さんぜんと輝いているところは、どうしても氷山だ。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)