南嶋を思いてなんとうをおもいて――伊波文学士の『古琉球』に及ぶ――――いはぶんがくしの『こりゅうきゅう』におよぶ――
文学博士新村出 今春琉球に関する一、二の古本を読んでから南島を思う情が切になり来った矢先に、伊波君の『古琉球』と題する南国の色彩豊かな著述がしかもその国の人の手に由って贈られたのは異常に嬉しかった。 森島中良の『琉球談』中に見える年中行事( …
作品に特徴的な語句
薔薇ろうさばら あら ばし みの 山城やしろ もし いう あきら 妬情ねたみごころ 如此かくのごとき うたがい こと きく しばら かよ つと および なづ おく きわ 雄渾ゆうこん 艾糕くさもち 罌粟けし かんざし たけのこ 波行はぎょう まれ ますます ゆた 髣髴ほうふつ さかのぼ 陳侃ちんかん 蒐集しゅうしゅう にじ 蚯蚓みみず ひぐらし 螻蟈けら 蟋蟀こおろぎ 裨益ひえき 語彙ごい もろもろ あつ 闡明せんめい びん 国頭くにがみ 康煕こうき ついで 島嶼とうしょ もっと 如此かくのごとく つと 土筆つくし うつわ 冊封さくほう とも 倭寇わこう 倫敦ロンドン 俚諺りげん 乃至ないし 此処ここ ひと しか 浚井いどかえ 流竄りゅうざん なな ごう 殊更ことさら ほとん はなは この もと あまね これ あえ 懶気ものうげ