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懶気
ふりがな文庫
“懶気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
懶氣
読み方
割合
ものうげ
87.5%
だき
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものうげ
(逆引き)
助手の
久吉
(
きゅうきち
)
も、
懶気
(
ものうげ
)
に、さっきから、ひくひくと動く気圧計の、油じみた
硝子管
(
がらすかん
)
を見詰めながら、
咽喉
(
のど
)
を鳴らした。
鉄路
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
その間、鎮子は
懶気
(
ものうげ
)
に宙を
瞶
(
みつ
)
めていたが、彼女の眼には、真理を追求しようという激しい熱情が燃えさかっていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
懶気(ものうげ)の例文をもっと
(7作品)
見る
だき
(逆引き)
退屈はやがて、
気懶
(
けだる
)
いものを誘ってくる。
懶気
(
だき
)
は禁物と
誡
(
いまし
)
めている武蔵にとって、そう気がつくと、わずかな間も、こんな所にいられない気がしてくる。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
懶気(だき)の例文をもっと
(1作品)
見る
懶
漢検1級
部首:⼼
19画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“懶”で始まる語句
懶
懶惰
懶怠
懶惰者
懶聲
懶相
懶眠
懶怠者
懶婦
懶心
検索の候補
気懶
“懶気”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
新村出
小栗虫太郎
蘭郁二郎
石川啄木
吉川英治
永井荷風