“懶相”の読み方と例文
読み方割合
だるさう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓬々ぼう/\けたかみくしれてつめたいみづれたときおつぎはやうや蘇生いきかへつたやうになる。それでもはまだあかくて態度たいどがふら/\と懶相だるさうである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
はぶら/\と懶相だるさうあをかほもしてたが、病氣びやうきしばらくしてわすれたやうに強健きやうけん身體からだ何處どこにか潜伏せんぷくしてしまつた。かれ勿論もちろんそれをなほつたことゝおもつてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)