懶相だるさう)” の例文
蓬々ぼう/\けたかみくしれてつめたいみづれたときおつぎはやうや蘇生いきかへつたやうになる。それでもはまだあかくて態度たいどがふら/\と懶相だるさうである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
はぶら/\と懶相だるさうあをかほもしてたが、病氣びやうきしばらくしてわすれたやうに強健きやうけん身體からだ何處どこにか潜伏せんぷくしてしまつた。かれ勿論もちろんそれをなほつたことゝおもつてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)