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ものうげ
ふりがな文庫
“ものうげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懶気
58.3%
慵
8.3%
懶
8.3%
懶氣
8.3%
物惰氣
8.3%
物懶
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懶気
(逆引き)
その間、鎮子は
懶気
(
ものうげ
)
に宙を
瞶
(
みつ
)
めていたが、彼女の眼には、真理を追求しようという激しい熱情が燃えさかっていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ものうげ(懶気)の例文をもっと
(7作品)
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慵
(逆引き)
すかして見ると、
三茎
(
みくき
)
ほどの長い髪が、
慵
(
ものうげ
)
に揺れかかっている。見つかってはと云わぬばかりに、濁った水が底の方から隠しに来る。
南無阿弥陀仏
(
なむあみだぶつ
)
。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ものうげ(慵)の例文をもっと
(1作品)
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懶
(逆引き)
「唯静かに老い朽ちたい。」……その外は何も考へなかつた。姫君は話を聞き終ると、白い月を眺めたなり、
懶
(
ものうげ
)
げにやつれた顔を振つた。
六の宮の姫君
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ものうげ(懶)の例文をもっと
(1作品)
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懶氣
(逆引き)
懶氣
(
ものうげ
)
な、氣の長い響きを百日も聞き慣れた人であらう。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ものうげ(懶氣)の例文をもっと
(1作品)
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物惰氣
(逆引き)
兄は扇をたゝむと、
粘氣
(
ねばりけ
)
のある落着いた物言ひをして又かう論じ始めた。彼れは顯微鏡のカバーの上の
埃
(
ほこり
)
から
物惰氣
(
ものうげ
)
に眼を兄の方に轉じた。
実験室
(旧字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
ものうげ(物惰氣)の例文をもっと
(1作品)
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物懶
(逆引き)
眼を
逸
(
そら
)
し、
物懶
(
ものうげ
)
に居隅に
踞
(
うずくま
)
っていようとするのである。
アワァビット
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ものうげ(物懶)の例文をもっと
(1作品)
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