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『アワァビット』
ふりがな文庫
『
アワァビット
(
)
』
我々の、未だ完全に世界化されない生活感情では、兎角外国で起った事は、まるで異った遊星に生じた現象ででもあるかのような、間接さを以て、一般に迎えられる。理論は、既に、或る程度まで宇宙的になっているだろう。然し、真実、一人一人の日常の心が、何処 …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「東京朝日新聞」1922(大正11)年7月23日号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
逸
(
そら
)
物懶
(
ものうげ
)
踞
(
うずくま
)
兎角
(
とかく
)
所謂
(
いわゆる
)
斃死
(
へいし
)
漸々
(
ようよう
)