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ものぐ
ふりがな文庫
“ものぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懶
40.0%
物臭
40.0%
物喰
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懶
(逆引き)
出からしになつた急須の茶滓を茶碗の一つに空けて、机の下から小さい
葉鉄
(
ブリキ
)
の茶壺を取出したが、その手付がいかにも
懶
(
ものぐ
)
さ
相
(
さう
)
で、私の様な気の早い者が見ると、もどかしくなる位
緩々
(
のろのろ
)
してゐる。
札幌
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ものぐ(懶)の例文をもっと
(2作品)
見る
物臭
(逆引き)
竈の
火口
(
ほくち
)
へ手を
翳
(
かざ
)
しながら、
草賊
(
そうぞく
)
の
長
(
おさ
)
毛利薪兵衛は、
物臭
(
ものぐ
)
さそうにこう云った。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ものぐ(物臭)の例文をもっと
(2作品)
見る
物喰
(逆引き)
「艶じゃア無い、
真個
(
ほんと
)
にサ。如才が無くッてお世辞がよくッて男振も好けれども、唯
物喰
(
ものぐ
)
いの
悪
(
わり
)
いのが
可惜
(
あったら
)
瑜
(
たま
)
に
疵
(
きず
)
だッて、オホホホホ」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ものぐ(物喰)の例文をもっと
(1作品)
見る
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