“草賊”の読み方と例文
読み方割合
そうぞく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ばかなッ。わが大臣閣下が、なんじらごとき草賊そうぞくに親しくお会いになるものか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
竈の火口ほくちへ手をかざしながら、草賊そうぞくおさ毛利薪兵衛は、物臭ものぐさそうにこう云った。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「口はばったい草賊そうぞくめら、あの二人を討て」と、左右へ下知した。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)