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気懶
ふりがな文庫
“気懶”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣懶
読み方
割合
けだる
94.4%
けだ
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けだる
(逆引き)
トム公は、すっかりゲッソリしている張の顔を、どうして人間がそんなに
気懶
(
けだる
)
くなれるかというように、きょろっと、見つめて
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうして、伸子一人が残された室内には、しばらく
弛
(
ゆる
)
みきった、
気懶
(
けだる
)
い沈黙が漂っていた——ああ、あの異常な早熟児が犯人だったとは。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
気懶(けだる)の例文をもっと
(17作品)
見る
けだ
(逆引き)
憔悴、脱力、眼に力はなく、
気懶
(
けだ
)
るげに動いている。僕もしまいには、心配になってきて、あれこれとなだめすかしては問い訊した結果、ついにある夜口を割らしてしまったのである。
一週一夜物語
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
気懶(けだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
懶
漢検1級
部首:⼼
19画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
検索の候補
懶気
“気懶”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
吉川英治
正宗白鳥
北原白秋