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流竄
ふりがな文庫
“流竄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りゅうざん
53.8%
るざん
46.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りゅうざん
(逆引き)
ここにおいて兵を出して諸国を
併呑
(
へいどん
)
せんとし、欧羅巴洲大いに乱る。文化十二年諸国相
謀
(
はか
)
りてポナパルテを
擒
(
とりこ
)
にして
流竄
(
りゅうざん
)
し、連年の兵乱を治平せり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
(
流竄
(
りゅうざん
)
。そういう言葉が彼にはすぐ浮ぶのだ。だが、彼は身と自らを人生から
流謫
(
るたく
)
させたのではなかったか)
苦しく美しき夏
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
流竄(りゅうざん)の例文をもっと
(7作品)
見る
るざん
(逆引き)
近世ではそんな特権は無視され、
擾乱
(
じょうらん
)
のあとでは公卿も斬られ天皇さえ
流竄
(
るざん
)
の例を
往々
(
おうおう
)
にしてみてきたが、よもや死を以て迎えるようなことはあるまい。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すなわち
百露
(
ペルー
)
古王の
先
(
せん
)
もまた
大
(
ママ
)
陽より来るというがごときこれなり。これ必ずわが上世の皇子
流竄
(
るざん
)
せらるる者、
彼地
(
かのち
)
に漂着して、ついにここに王たりしなるべし。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
流竄(るざん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“流竄”の意味
《名詞》
流刑。流罪。
放浪。
(出典:Wiktionary)
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
竄
漢検1級
部首:⽳
18画
“流竄”で始まる語句
流竄地
流竄者
検索の候補
流竄地
流竄者
竄流
“流竄”のふりがなが多い著者
柏原孝章
徳富蘇峰
ステファヌ・マラルメ
本庄陸男
新村出
小島烏水
ロマン・ロラン
吉川英治
小酒井不木
原民喜